Vol.30 お部屋の家賃交渉で失敗しないために
前回、誰でもできる簡単な家賃交渉の方法についてお伝えしました。ひとこと言うだけで家賃が下がることもありますので、是非実践してみてください。
今回は、前回の続きとして、家賃交渉したことによる失敗とは?についてお伝えしたいと思います。物件によっては、家賃交渉が裏目に出ることもありますので、是非、ご覧になってください!
サラリーマン勤務のAさんは、お部屋の申込みをするにあたり、不動産屋の営業マンに家賃交渉をしました。
担当の営業マンは、「家賃が下がるかどうかはわかりませんが、大家さんに相談することはできますよ」と答えたので、Aさんは、「それでは、家賃を5千円下げていただけるか交渉してください」と営業マンに伝え、申込書に必要事項を記載しました。
数日後・・・
Aさんの携帯電話に営業マンから連絡が入りました。
その営業マンは申し訳なさそうな口調で「審査が通りませんでした。家賃交渉をしたことで印象が悪くなったようです・・・」と言いました。
「家賃交渉しただけで、審査が通らないなんて・・・」Aさんは、がっかりしました。
まずは、前回お伝えした家賃交渉の内容について、もう一度お伝えします。
<前回お伝えした家賃交渉の内容>
家賃交渉をしたときの不動産屋の営業マンの返答は、通常下記のようになります。
1.この物件は、○○○○円までなら家賃を下げられますよ!
2.この物件は、家賃交渉はできません!
3.家賃交渉については、申込みをして大家さんに相談してみないとわかりません!
上記のうち1であるならば、物件図面に記載されている賃料を下げることができます。このように、前回は、上記のうち1を前提にお話をしました。
しかし、問題なのは3のケースです。
3の場合は、大家さんに直接確認しない限り、家賃を下げることができるかどうかはわかりません。この3のケースでは、最悪の場合、大家さんから次のような返答が返ってくることがあります。
大家さんのコメント
「家賃交渉をするような借主の方には、入居後、何かと注文つけられる可能性が高いので、入居はお断りください!」
このように家賃交渉を不快に感じる大家さんがいるのも事実です。家賃交渉をしたときの不動産屋の営業マンの返答が3の場合は、最悪、今お伝えしたような結果になる可能性があることは知っておきましょう。
ポイント 家賃交渉の注意点
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