Vol.13 変わったワンルームに住んでみたい!?
一人暮らしをはじめるにあたり、賃料を安く抑えられるワンルームタイプのお部屋を選択される方は多いようです。「どんなお部屋があるのかな?」と期待に胸を膨らまし探しているうちに、同じような形の物件ばかりが出てきて少しがっかり、という印象を抱かれた方も少なくないのでは・・・。
もともと、ワンルームという小振りな限られたスペースですから、当然といえば当然のことなのかもしれません。しかし、よくよく探してみると、中には個性的なワンルーム物件もあります。
そこで、今回は、ちょっと変わったワンルームのお部屋について皆さんにお伝えします。このような物件が、たくさんある訳ではありませんが、探せば面白い物件もきっと出てくる!という視点でご覧になってください。
どれを見学しても同じような物件ばかり!・・・バルコニーの方が広い、変り種ワンルームとは?
新人OLのAさんは、はじめてのお部屋探しをするにあたり、ワンルームタイプの賃貸物件を探しています。Aさんは、今まで親元で暮らしていたため、一人暮らしをしたことがありません。ワンルームは、居室がひとつで、その中にキッチンが設置されている小さなお部屋、ということは知っていましたが、「色々探せば、中には、ちょっと変わった物件もあるよね!」と期待に胸を膨らますAさんでした。
しかし・・・
複数の不動産屋から様々な物件図面を取り寄せているうちに、段々とその夢は、崩れていきました。「個性的なお部屋もあると思ったのに、どれも同じような形でつまんないな・・・」Aさんは、探しているうちに現実を知り、結局、一般的なタイプのお部屋を借りることにしました。
ワンルームでも個性的な物件は存在します!
そもそもワンルームタイプのお部屋とは、一般的には、ひとつの居室に、風呂・トイレ・キッチン・洗濯機置き場等が設置されている物件のことを言います。特に、居室の中にキッチンがあるというのが、ワンルームの大きな特徴となります。これが、1K(K=キッチン)タイプのお部屋となりますと、居室とキッチンがそれぞれ独立しています。
Aさんが言うように、ワンルームタイプのお部屋は、その広さが小振りで限定されていますので、設備面での違いはありますが、基本的には、同じような形となります。
(設備面での流行の変化)
昔ながらのワンルーム
・風呂、トイレ、洗面台が同室
・電気コンロ(火力が弱い)
最近のワンルーム
・風呂、トイレ別室
・ガスコンロまたはIHクッキングヒーター(火力が強い)
このように、設備面においては、ワンルームのお部屋でも時代の流れによって変化が見られますが、広さに限界がありますので、お部屋自体は、同じような形が多いのです。
しかし、中には、個性的な物件も存在します。特に私が見た中で目を惹いたのが、バルコニーが広いワンルームのお部屋です。
その部屋は、居室部分が6畳で、よくある広さでした。室内の設備も標準的で、IHクッキングヒーターやテレビモニタ付オートロックシステム等の最新設備が備わっているわけではありません。お部屋の中を見る限り、ごく普通の仕様でした。
しかし、一般的なワンルーム物件と大きく異なるものがありました。それは、バルコニーです。
その物件は、バルコニー部分の広さが8畳程度あります。物件図面に記載されている間取り図には、その特徴が強調されていませんでしたので、はじめに私が図面で見たときは、それなりに広いバルコニーというイメージでした。しかし、実際に見るとインパクトがあります。居室自体は6畳なのですが、広いバルコニーがあり、更に、お部屋の窓も大きくとってあったので、私は、そのお部屋を見学したとき、圧迫感が全くなく、むしろ広々とした感じがしました。
日差しのきつくない天気のいい休日には、親しい友達を招いて、バルコニーでアフターヌーンティー、と一般的なワンルーム物件では考えられない利用もできます。
視覚とは不思議なものです。遮るものがなければ、それだけ広く感じます。実際には、バルコニー部分は、雨の日には、気軽に出ることはできません。しかし、広いバルコニーがあるというだけで、こころにゆとりを与えてくれるような気がします。
このように、よくよく探すと、個性的な物件は見つかります。また、物件図面では、印象の薄いお部屋であったとしても、実際に見学するとインパクトのある物件は存在するのです。
ワンルームで摩天楼なんてないのかな?・・・30階建てのワンルーム中心の賃貸マンション
サラリーマンとして勤務しているBさんは、通勤時間を短縮するため、千葉県内にある実家から、会社のある都内へ引っ越すことにしました。Bさんが借りようと思っているのは、ワンルームの賃貸物件です。また、Bさんは、独り暮らしをするにあたり、引越し先の住環境が気になっていました。「都内で癒しの空間なんて作れるのかな?できたら、休日、ゆっくりと休める部屋を借りたいな・・・」現在、Bさんが住んでいる自宅は、緑に囲まれています。「緑がなかったとしても、せめて、ワンルームで摩天楼なんてないのかな?」とBさんは、希望に夢を膨らましました。
しかし・・・
インターネット検索に慣れているBさんは、自宅のパソコンを使い、賃貸物件検索サイトから様々な情報を入手しましたが、どれも同じようなものばかり、幾つかを選び、その物件を管理している不動産屋に連絡し見学をしたものの、満足のいくものはありませんでした。「理想と現実は違うよな・・・」Bさんは、お部屋探しを断念し、今まで通り実家から会社に通うことにしました。
30階建てのワンルーム中心の賃貸マンションは存在します!
東京都内は、建物が密集しています。「都内で本当に癒しの空間を求めることができるのだろうか?」これは、私がよくお客様から受ける質問です。確かに、頭の中でイメージする限り、東京は、癒しとは正反対のエリアという気もします。しかし、そんな騒々しい印象が強い都内であっても、場所や物件によっては、癒しの空間を求めることは十分にできます。
例えば、私の事務所の近くには、駒沢オリンピック公園(http://www.komazawa-park.jp/)という大型公園があります。この公園は、開園面積が約40万平方メートル、東京ドームの約9倍の広さがあり、高木:7,300本、低木:22,000平方メートルと緑豊かな公園です。この駒沢公園の最寄り駅としては、東急田園都市線の駒澤大学駅があり、渋谷駅まで電車で7分程度という好立地です。仮に、この駒沢公園周辺の賃貸物件であれば、都内であっても、緑に囲まれた癒しの空間を作り出すことは可能です。
都内には、駒沢公園以外にも、多くの緑豊かな大型公園があります。
(都内の大型公園情報)
・財団法人 東京都公園協会(http://www.tokyo-park.or.jp)
また、常に騒音が発生している幹線道路や高速道路沿いの賃貸物件であっても、癒しの空間を求めることはできます。
例えば、私が知っている物件の中で、30階建てのワンルーム賃貸マンションというのがあります。これは、都内でも珍しいワンルームを中心とした高層賃貸マンションです。
この物件の30階部分のワンルームのお部屋からは、都内にいながらにして、窓から富士山を眺めることができます。また、美しい夕日を眺めることもできます。物件前は、高速道路があり、自動車やバイクのエンジン音でかなり騒々しいのですが、さすがに地上から30階まで離れると、別世界になるようです。
都内=住環境が悪い、という先入観を捨てることによって、意外な癒し物件を発見することができると思います。
ポイント2 物件数は少ないのでご注意!
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出会いの季節っしょ♪
一人暮らしの女とかマジですぐポンポン落ちておもしれーww
お姉さん美味しかったです(^q^)
http://6duu-va.www.sofban.info/6duu-va/
by 春野 (2011-04-10 17:06)